1980XLH1000 トランスミッション組み立て (シフター)
2015年 04月 14日
クラッチギアのブッシュとベアリング交換が終わり、トランスミッションを仮組みして、シフターフォークの調整。
まずはシフターカム・シフターパウル組み立て。
スプリング類は交換。
ドッグギア凸部分凹部分共にヤラレテいたカウンターシャフト3rdギアはアンドリュースのものに交換。
ミッション組み立て。
順番はこんな感じです。
スライダーギアの位置をシフターフォークの長さを変えて調整します。
メインシャフト・3速4速はまあまあ良いのですが、カウンターシャフト・1速2速の入りっぷりが悪い。
特に2速側の入りっぷりが悪いのでシフターフォークの長さを変え調整します。
シフターフォークをノーマル(STD)のものから+.020オーバーサイズのものにします。
社外のシフターフォークは純正のものに比べ顎?の部分が太く、ギアがスライドする際に他のギアに干渉してしまいます。
純正のものを目安にして削ります。
ここでひとつ問題が発覚。
新品に変えたアンドリュースのギア、カウンターシャフト3rdギアのドッグ凸部分と、元々付いていた2ndギアの凹部分が位置により入りが悪い。
良品の2ndギアと比べると、ドッグ凹部分が偏芯している・・・・。
ギア自体をチェックしてみるとギアは問題ない。
3rdギアを減っていない新品にしたことで発覚したのです。道理で元々付いていた3rdギアがへたっていた訳だ・・・。
こんな事もあるのですね。ともあれギア交換です。
つづく
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奈良 純