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2015年 04月 05日

1980XLH1000 クラッチギア

今日はIさんのアイアンスポーツ、T/Mメインシャフトクラッチギアのお話。

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ここのギアはクラッチハウジングと連動しているギアで、BT4速トランスミッションのメインドライブギアと似ていますが、車体右側にドライブスプロケットがあるアイアンの場合、ドライブスプロケットとクラッチハウジングの力を受けるBT4速のドライブギアブッシュと違い、ここのブッシュが消耗していることは少ないのですが、こいつは残念ながらガタが・・・。というわけで交換します。

メインシャフトはメインベアリングの摺動部はひどかったのでアンドリュースのものに交換。

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クラッチギアのブッシュ交換は面倒臭いので、出来ればやりたくない。
その理由としてニードルベアリングが取りづらいことです。
クラッチギアの摺動部分は片側ブッシュ、片側は一体式のニードルベアリングでこのニードルベアリングは爪がかかるところが少なく、内爪のプーラーを使い抜くのですが結構な確率でぶっ壊れます・・・。
今回もまたローラーのケージ部分が壊れ、圧入されているレース部分がギアに残ってしまいました。
旋盤でレースを削り薄くして抜き取りました。


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ようやくブッシュを抜き計測。
残念ながらギア側の内径が広がっていて社外の新品ブッシュが使えません。


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というわけでギア内径にあわせたブッシュ製作



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圧入し、ハメ代分縮んだブッシュ内径を専用で作ったラッピングロッドを使いラッピング。
ホーニングして仕上げ。


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ニードルベアリングも圧入しクラッチギア完成。


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by sgf1906 | 2015-04-05 23:39 | 1980XLH1000 | Comments(0)


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