2015年 03月 25日

1970TRIUMPH T120 ギアボックスその1

今日はKさんのトライアンフ・ギアボックス周りのお話。

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ドレンボルトを抜いたときに水がドボドボと出てきたギアボックス。
ギア・シャフトは全滅でありました。

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トリニティー講師Kさん、卒業生Hさんのご好意で入手した別体モデルのギア・シャフトアセンブリーを使います。

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まずはベアリングはメイン側、レイシャフト側ともに交換。

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ハイギアブッシュはガタガタだったので交換ですが、用意してあった新品ブッシュが手スポで入ってしまう・・・。
このブッシュを観察すると、実際にシャフトとの摺動部は奥と手前だけで真ん中部分はシャフトとあたっていない。
このブッシュと同じもので精度を出し作るのは困難と判断し、ノートンなどと同じように2連のオーバーサイズブッシュを作ることに。

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元々ついていたブッシュの摺動部の長さを参考にして寸法を決め製作。
圧入部分の長さが短くなるのでハメ代大目。オイル溝切りし、出口側は外にオイルが出ないよう止めておきます。

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圧入後に内径が縮む分も考え製作したので、圧入後リーマー加工なくホーニング処理だけでスルスルチャン。
トライアンフのマニュアルではここのクリアランスは0.08mm~0.1mmとハーレーのものと比べると大きめで気が楽でありました。

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実際にケースに仮組みして、回りっぷりチェック。
引っかかりなど無く問題なし。

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こちらはレイシャフト。
仮組みしてみるとシャフト回らない。

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シャフトも見てみると、二ードルベアリングとの摺動部分がユニットのものよりも別体のもののほうが長い。
ケース側のクローズド二-ドルベアリングの底の部分にドッ付いてしまっていたようです。

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シャフトをユニット用のものと同じ長さに切削。
スラストワッシャーも少々薄くし調整、スラスト量0.1mmに。

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by sgf1906 | 2015-03-25 00:11 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)


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