2015年 03月 17日

1950 陸王VF1200 コンロッド・スモールエンドブッシュ

今日はTさんの陸王スモールエンドブッシュのお話。

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エンジン分解時に既にブッシュが手スポだったスモールエンド部。
こりゃコンロッドの穴は楕円だろうな・・・・と計測したところ、ブッシュ抜けてしまっていたF側はもちろん楕円に。ブッシュがちゃんと残っていたR側はもっと酷く部分的に0.19mm以上差異が・・・・。

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これはうちでは手に負えず内燃機屋さんで真円修正。
もちろん変形が酷かったR側は大きめ。


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元々入っていた鉄ピストンは使わず、アルミピストンに変更。
というわけで、加工したスモールエンド部径と使うピストンピン径に合わせブッシュ製作します。

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鉄ピストンの左右ピストンボスの距離(42.7mm)に対し元々付いていたブッシュの全長は39.4mmでスラスト量3.3mmとっていました。

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新たに使うアルミピストンの左右ピンボスの距離は34.4mmで鉄ピストンのよりも距離が少ないです。
ショベルやパンのコンロッドピストンピンボス距離(スラスト量)は4.5mm程度でこの距離を参考にしてブッシュ全長を選定。


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というわけでブッシュ製作。一応オイル溝もつけました。
ナックル以降の車両に比べ、コンロッドの肉厚が薄く、ブッシュの肉厚が厚いです。

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でブッシュ圧入。

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ブッシュのでっぷりはこんな感じ。ピストンのスラスト量は4.5mm程度。

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いつもの様にリーミング後、ホーニング。

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ガタ無くスムーズさんです。






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by sgf1906 | 2015-03-17 01:00 | 1950 陸王VF1200 | Comments(0)


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