1947FL1200 バルブガイド
2015年 03月 08日
ガタが多かったガイドは抜き取り、計測し新しいガイドを入れます。
0.03mm楕円だったリア・EXガイドホールは真円加工。
冶具をつくりリーマー加工。
使うO.Sバルブガイドに対しハメ代分小さいサイズのリーマーを通す。
ガイドは予め、使うバルブステムにあわせ内径加工。
オイルを吸いやすいIN側のガイドの頭部をテーパー加工。
バルブガイドを圧入。
ナックルはバルブスプリングカバー(カップ)がガイドと共止め、しかも4つのプリングカバーはそれぞれ専用なので、間違わぬよう。
スプリングカバー、ガイドのガスケットはRテックさんから分けてもらった高級ガスケット。
グラファイト(石墨・鉛筆の芯などの素材)がコーティングしてあり、耐熱性、潤滑性が良いそうです。
ガイドを圧入。
ロッカーアームの通る穴を使いスプリングカバーの位置決めをしておきます。
EX側のスプリングカバースクリュープレートは予め入れておかないと、ガイド圧入後(スプリングカバーが入った後)は入らなくなるのでお気をつけを。
ハメ代分縮んだガイド内径をバルブステム+クリアランス分のリーマーを使い内径拡大。
シートカット・擦り合わせ後、ホーニングして完成です。
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奈良 純