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1947FL1200 T/Mカウンターシャフト組み立て

今日はIさんのナックルヘッド、T/Mカウンターシャフト組み立てのお話。

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LOW、2NDギアのフローティングブッシュは、少々ガタがあったので交換。

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カウンターシャフトはベアリング受け部分に虫食いがあったのでJIMSのものに交換。
しかしながらJIMSのシャフト径が太く、19.19mm
カウンターシャフトギアのベアリングレース部、内径が25.55mm
STDサイズローラーは0.125”(3.175mm)
これだとクリアランス0.01mmになってしまいます・・・。

以前にSTDサイズをとってなぜか入っていたローラーサイズが3.160mmのものがあったので、こいつを使い、クリアランス0.03mmに。
メーカーの間違いで使い物にならなかったサイズのローラーが使えました。

ちなみに、JIMS製の新品カウンターシャフトギアのベアリングレース部を計測すると、内径25.57mm。
これで考えると、JIMS製カウンターシャフト19.19mm、STDローラー3.175mmでクリアランス0.03mmの計算。つまりJIMS製セットで使うのが良いってことか。


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仮組みしてスラスト量をシム調整。


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真っ直ぐ入れるのが難しいメインベアリングシールは作った圧入冶具を使い圧入し、ギア周りの組み立て終わり。次はシフター、キック周り。








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by sgf1906 | 2015-02-01 01:44 | 1947FL1200 | Comments(0)

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