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2014年 12月 13日

VELOCETTE THRUXTON クランク分解 後 なんやかんや

修理以来のベロセット・スラクストン。ビックエンドに少々ガタがあったので、オーナー様と相談し、分解修理することに。

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サイドスラストは0.7mm。0.3mm程度が正常かしら。

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スモールエンド部の振れは2mm程度。
以前やったベロでは、スモールエンド部に2mm振れががあったものは、ビックエンドのクリアランスが0.07mm~0.08mmありました。

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ベロクランクシャフトベアリングはプーラーの爪が引っかかるところが少なく苦労しるので、交換する場合は思い切ってケージを破壊しプーラーをかけます。


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やはり、以前に苦労した跡がありました。

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分解後、新品ベアリング内径とシャフト径計測。
ドライブ・タイミング側ともにハメ代0.02mmで良好。

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クランク分解前に芯振れチェック。
ドライブ側が0.08mm振れています。

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クランクを分解してそれぞれ計測。
やはりビックエンドのクリアランスは0.07mm。
ローラー径4.97mm(オーバーサイズのもの)長さ7mmのものが2連で入っていました。

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新品ビッグエンドアッセンブリーは5mmのローラー、長さ14.7mmが1連で入っています。
ビッグエンドの組み換え、芯出しは内燃機屋さんにお任せ。


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こちらはIさんのナックルヘッド、スターターギアブッシュ。
ギアに対し新品ブッシュの外径が0.1mm以上も大きかった(これでは圧入出来ない)ので、外径切削。

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ブッシュにオイル溝もなかったので溝を掘り、全長も元も着いていたブッシュに合わせる。

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ついでに圧入工具も製作。


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こちらはZ君のアイアンスポーツのピニオンブッシュ冶具。
ピニオンシャフトのブッシュ摺動部分が少々減っていたので、専用のリーマー冶具製作。


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こちらはIさんのアイアンスポーツ、カムブッシュ。
カムカバーのブッシュ圧入部分内径計測後、嵌め合い良いブッシュを選択。
EastanPartsのものが嵌め合いが足らず・・・JIMS製のブッシュを外径を合わし使うことに。


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それぞれカムカバーのカムブッシュ圧入部の径にあわせ、ブッシュ外径を研磨。




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by sgf1906 | 2014-12-13 03:36 | VELOCETTE THRUXTON | Comments(1)
Commented by 好調 at 2014-12-18 22:18 x
ベロのテーパーローラ・クランクはベアリングに与圧かけるシム調整が面倒ですな


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