1947FL1200 クランク軸受けベアリングレース
2014年 09月 10日
クランク分解後、ベアリングローラー、クランクシャフト、ベアリングレースそれぞれ計測。
ドライブ側はレース内径38.18mm、シャフト径25.39mm、ローラー径6.35mmで0.09mmのクリアランス、大分ガタです。
レースはラッピング?され真円はでているものの、大分広がっています。.002”o.s(最大サイズローラ)でギリギリ行けるか・・・。錆も残っているので交換することに。
タイミング側はレース内径38.17mm、シャフト径25.39mm、ローラー径6.36mmでクリアランス0.06mm
コチラは.001”o.s(6.375mm)でいけそうなものの、オーナーの希望で交換することに。
抜き冶具をつくり、プレスで抜き取ります。
ドライブ側は固着していたのか、なかなか抜けず緊張しました。
で計測。
ドライブ側は楕円無く50.79mmでSTDサイズのベアリングレースで行けそう。
タイミング側は残念ながら縦方向に0.03mm広がり楕円・・・。
元々オーバーサイズのレースが入っていました。
ドライブ側、カムカバーのピニオンブッシュから芯を拾い、真円拡大しなければなりませんのでアールテックエンジニアリングさんにお世話になります。
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奈良 純