1947FL1200 分解作業(クランク&タイミング)
2014年 06月 21日
カムギア、タイミングギア回りは良好。ブッシュ類はガタガタで駄目です。
40年代のガバナーローターが付くタイプ。
W辺さんのときに苦労したオイルポンプでありますが、ボディー内壁に傷が無く良品。ギア、シャフトも良さそうで一安心。
という訳で、クランクケース・クランク分解。
で軽く清掃後計測地獄へ。
ビッグエンドはR側は良好なものの、F側のビッグエンドベアリングレースは0.02mm楕円。
クランクシャフトベアリング計測。
スプロケットシャフト側、ピニオン側ともにレースにホーニング跡。計測してみると楕円は無いものの、スプロケト側38.18mm、ピニオン側38.17mm・・・これは随分広がっています。
特にスプロケット側はベアリングレース内径38.18mm、シャフト径25.385mm(実測値)、クリアランス0.03mm程度取るとなると必要なローラーサイズは6.3825mm・・・。こんなオーバーサイズローラーは製作しないと無いっす。
ベアリングレースは交換予定。
ともあれレストアスクール3度入学のI藤さん、精密計測もお手の物です。
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奈良 純