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2014年 05月 22日

BSA B31 分解&計測作業

修理依頼のBSA B31分解作業の続きです。

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まずはドライブサイドのクランクシャフト。
ディスタンスカラー・オイルスロワー共に減っています。

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シャフト・ベアリング計測。
ここは軽圧入出来る程度が正常とですが、ガタが0.04mm。

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タイミングサイドのクランクシャフト。
コチラもガタは0.03mm・・・。

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でクランク分解。

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おっと!有るはずのベアリングケージが消滅しています。跡形もありません・・・。

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もちろん、ローラー・ベアリングレース・クランクピンは駄目。
画像では分かり辛いですが、オイルラインに取れない位のスラッジが溜まっています。

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lコチラはタイミング側フライホイールのオイルライン。
タイミングシャフトを通り、フライホイールを伝いクランクピンからオイルが出てビッグエンドベアリングを潤滑するわけですが、ここの通路も塞がっています。
しかしながらこのオイルライン、フライホイールの側面にも穴が開いています?
シリンダー潤滑の為のものでしょうか?これではビッグエンドへの油圧が逃げてしまいます・・・。

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マニュアルをチェックしてみましたが、そんなオイルラインついては書いていません。
この穴は埋める予定です。

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気を取り直してカムスピンドルを抜き取り計測。
クリアランスは0.05mm~0.07mm

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ドライブ・タイミング側共にケース側のベアリング受け部分を計測。
タイミング側はベアリングレースの嵌め代は0.02mm程度
ドライブ側は2連でクランク側、プライマリー側共に0.02mm程度楕円
クランク側は縦方向、プライマリ側は横方向(進行方向)に広がっています。

なんやかんや大変そうです・・・。まぁこれから色々と修理方法を考えていきます・



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by sgf1906 | 2014-05-22 01:51 | 1946 BSA B31 | Comments(0)


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