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2014年 05月 11日

1976XLCH1000 分解作業&計測地獄

4月からレストアスタートのZ間君のアイアンスポーツ。
元々この車両はサーキットブレーカー・ガバナー修理できたものですが、修理後試乗するとエンジン音も酷く、シャシーの状態も悪い。
その旨をオーナーであるZ間君に伝えると、「自ら修理をしたい!」と熱い思い出で入学しました。
仕事の関係で月2回しか通えませんが、時間をかけて直していきます。

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ピストンは.010o.s

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スモールエンドは少々ガタあり。
問題はビックエンドのガタの多さとクランクのスラストがガタガタです。

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クランクケース分解。

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クランクスラスト量が多かった為、フライホイールがケースにあたってしまっています。

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クランクケースのプライマリー雌ねじは、液体がガスケットが詰まったまま、プライマリーケースボルトを締めこんでしまっていた為、クラックが入ってしまっています。
固まった液体が助っ人は馬鹿に出来ません。

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気を取り直し、クランク分解。

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クランクビッグエンド計測。
フロント側はローラーは4.75mm クランクピンは31.72mmで傷、虫食い、段付きなどは無し、コンロッドベアリングレースは0.01mm楕円で41.35mm~41.36mmで0.14mmのガタ。
リア側はローラー4.74mm クランクピン31.72mm コンロッドベアリングレースは41.31mmで0.11mmのガタで非常に多いです。(適正クリアランスは0.02mm~0.03mm) 


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ピニオンベアリングはシャフト、レース共に状態は悪くないものの、クリアランスは0.07mm。
0.05mm程度磨耗しているようです。

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シリンダーピストンも計測、コチラもクリアランスが多目なので、ピストンオーバーサイズでボーリング予定。


レストアスクールは基本、週1回か2回で通ってもらっていますが、変則での授業も対応します。
熱い問い合わせお待ちしています。





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by sgf1906 | 2014-05-11 21:29 | 1976XLCH1000 | Comments(0)


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