1967XLH900 オイルポンプ
2014年 04月 15日
油圧が弱いのではないかと不安があったオイルポンプ分解。
エンジンを降ろさずオイルポンプをバラシます。
アイアンのオイルポンプはライト側クランクケース、タイミングギアケースの下側にある為、フレームが邪魔してオイルポンプを外すことが出来ません。
エンジンマウントボルトを抜き、エンジンを持ち上げての作業になります。
(これがなかなか恐ろしい・・・。)
分解したオイルポンプギアボディーのスカベンジ側内壁には傷が・・・。
という訳で、NOSオイルポンプボディーに交換。
アイドルギアシャフト、ダウエルピンは付け替え。
オイルポンプギアとボディー面の隙間チェック。
差異は0.07mm(ギア面が高い)でカミガスケット厚み0.15mmが入るのでギアのクリアランスは0.08mmとなります。
このクリアランスが多いと油圧は弱くなり、少なすぎるとポンプの動きが渋くなります。
仮組みして、オイルポンプの動きをチェック。
この状態でオイルポンプを組んでいくのは大変です。
ポンプの回りは引っ掛かりが無く、ヌターっとある程度の抵抗がありつつもスムーズに動く感じで良し。
写真を撮り忘れましたが、オイルを入れクランキングしてオイルの回りチェック済みです。