2014年 03月 11日

ティロットソンキャブレーター

今日はO仲君のアイアンスポーツ・ティロットソンキャブレーターのお話。
このキャブレーターはフロートボウルを持たず、エンジンの負圧によりダイアフラムを開閉しキャブレーター内にガソリンを供給するもの。その為まずしっかり密閉されていることが大事です。

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コイツは加速ポンプを持たないタイプ。

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ダイアフラムとインレットコントロールレバー&バルブ。
負圧よって持ち上がったダイアフラムがシーソー型のコントロールレバーを押してインレットバルブ(フロートバルブ)を押しガソリンを供給します。
負圧がかからなくなるとスプリングに押されインレットバルブは締まります。
このスプリングの強さによってもバルブの締まりっぷりも変わるので微妙なところです。
この構造で解るように、キックスタート時などの負圧が弱いときのガソリン供給量が問題です。

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インレットコントロールレバーの高さチェック。
ダイアフラムが下がっているときに接点同士だ当たっている程度が良いのではないかと。

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インレットバルブから供給されたガソリンは印の付いた穴から、メインのガソリン通路へ。

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白い印の穴は加速ポンプへのガソリン通路。
コイツは使わないのでガスケットで止めます。

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コチラはメインジェット .057(スポーツスターSTDサイズ)

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インターメディエイトスクリュー、中速域のガソリン量を調整します。
ベンチュリー上部の複数の穴かポート内へ。

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ボディー上部のアイドルスクリューでアイドリング時のガソリン量調整。

今回は生徒さんの強い希望でこのキャブレーターを使いましたが、負圧のかかりが弱くなるとガソリンを供給しなくなるこのキャブは、問題が多くお勧めできませんね。
まぁこういう問題をひとつづつ改善していくのも旧車イジリの面白さでしょうか。










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by sgf1906 | 2014-03-11 12:10 | 1968XLCH900 | Comments(1)
Commented by X1号 at 2014-03-11 21:39 x
歯切れの良い、パルスの感ある乾いた音。「絶好調のアイアンはこうだ」という教科書的な音ですね。

仮ナンバーでかいですね。仙台市は仮ナンバー申請すると4輪用が2枚出てきます。2輪サイズを用意してる自治体もあるようですね。


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