2014年 02月 07日

1939EL1000 オイルポンプ

今日はW辺さんのナックルヘッド・オイルポンプのお話。
W辺さんのナックルヘッドは腰下は40年代のもの、オイルポンプも40年代のガバナーローター(遠心分離バルブ)が付いているものです。これもまた一筋縄ではいかない。

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まずギアとボディー面の隙間をチェック。
通常ボディー面とギア側面は面一から少々ギア側面が高いです。(0.05mm程度)
ボディー面よりギア側面の高さが下回っていると油圧が逃げる原因になります。

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フィード側は問題なかったのですが、リターン側・アイドラーギアが低い。
計測してみると、メインギアは12.72mmに対しアイドラーギアは12.63mmと約0.1mm低い・・・。
このギアは使わないほうがよいな・・・。

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で、W辺さんが所有したいたストックパーツのリターン側・アイドラーギアをチェック。
ギアの厚みは12.72mmで良いのですが、ガバナーローターのギア溝が無い。
つまりこのギアは30年代のガバナーローターが付かないタイプのオイルポンプのものと思われます。

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もう1つの問題。
御多分に洩れずオイルポンプボディーの内壁に傷が・・・。
コイツも油圧逃げの原因になります。

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という訳でW辺コレクション登場。
4個中傷が付いていないものは1つだけ。

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しかしながら傷が付いていないボディーも問題があり、アイドラーギアシャフトが手スポ・・・。
ボディー側のアイドラーギアシャフトホールが大きくなっています。

問題解消法として、ボディー圧入部分が段付きオーバーサイズのアイドラーギアシャフト制作・焼入れ。
状態が良かったリターン側・アイドラーギアを溝加工。
などなど考えていると、「30年代のオイルポンプアッセンブリーがあります。」とW辺氏。神の一声。

30年代のオイルポンプを試してみることに・・・・続く。


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by sgf1906 | 2014-02-07 12:05 | 1939EL1000 | Comments(0)


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