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2014年 01月 19日

1968XLCH900 プライマリー回り組み立て

今日はO仲君のアイアンスポーツ、プライマリー回り組み立て作業です。

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まずは76年以前まで使われていた、オイルトランスファーバルブ。(ワンウェイバルブ)
このバルブはプライマリ&トランスミッションのブリーザーバルブの役割をしており、ピストンのアップストローク時にクランクケース内の負圧で開き、プライマリー・ミッション内の負圧を抜きます。
ピストンダウンストローク時はクランクケース内の圧力でバルブは閉まります。

しかしながらこのバルブが壊れると、クランクケース内のオイルがプライマリー内に流れてしまいます。

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という訳で栓ネジを作って塞いでしまいます。

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ブリザーは77年以降のモデルと同じくミッションの上につけました。

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こんな感じになりました。

ついでにスプロケットシャフトベアリングシールの話。
76年以前のモデルはスプロケットシャフトベアリングスペーサー内にシールが入り、サークリップで止めるようになっています。

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スペーサー、シールを圧入し、クリップをつけます。

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しかしながら以前に、サークリップのはまりっぷりが弱かったのか、サークリップの入る溝部分がカシメられていてサークリップが入りきらない・・・。
サークリップの溝部分を加工するのは困難なのでサークリップを少々研磨。

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モータースプロケット、クラッチスプロケット、プライマリーチェーン、クラッチハブを取り付け、スプロケットシャフトナット、クラッチハブナットを規定トルクで締め付け。

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フリクッションディスク、スチールディスクを組み付けます。
しかしながら新品のフリクッションディスクの入りが渋い・・・。
もちろん、フリクッション、スチール共にクラッチハウジング内でスムーズに動かなければなりません。

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フリクッションディスクを少々削る。
新品スチールデスクも何枚か駄目なもがありました・・・。

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クラッチハブの印とリリーシングディスクの印を合わせ、クラッチハブ6本のスタッドがリリーシングディスクの穴の真ん中に来るように組みます。

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スプリング、スプリングカップ、リリーシングプレートを付け、今日はここまで。
クラッチ調整についてはまた次回。



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by sgf1906 | 2014-01-19 00:37 | 1968XLCH900 | Comments(0)


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