1939EL1000 クランクシャフトベアリング
2013年 12月 17日
少々虫食いがあった、クランクのベアリングレース
クランクケースを合わせ左右のベアリングレースの芯が出ている状態で、専用ラッパーでラッピング。
ピニオンシャフトベアリングレース、スプロケトシャフトベアリング共に楕円無く内径38.140mmに。
スプロケトシャフト、ピニオンシャフト共にJIMS製の新品シャフトに交換。
シャフトのベアリング軸受け部外径は共に25.41mm。
ローラーサイズ0.250”(6.35mm)を使いピニオンシャフト、スプロケットシャフト共にクリアランス0.03mmとなります。
続いてはクランクのスラスト調整。
図9、25のフライホイールスラストワッシャーの厚みを変え調整します。
スラスト量は0.15mm程度に。
コンロッドの中心が、クランクケースの中心に来るように、左右のスラストワッシャーの厚みを調整します。
クランクケース、タイミングギアボックスを仮組みし、クランクの回りっぷりをチェック。
変な抵抗、引っ掛かり無く良い感じです。
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