2013年 11月 05日

1975XLH1000 T/Mメインベアリングレース

今日はO山さんのアイアンスポーツ、T/Mドライブ側のメインベアリングレースのお話。
ここのベアリングレースはケースに圧入されているのですが、レースとケースの圧入っぷりが弱かったり、レース自体が回ってしまっている場合があります。
今回も分解時に、レース軽く叩いてみるとレースが抜けてきました・・・。という訳でレース交換です。
・・・・ドライブスプロケットの力を受ける部分の割にはシャフト、ベアリング共に小さすぎますね・・・。

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ケース側のベアリング圧入部の内径は39.71mm。幸運にも楕円は無し。
新品STDサイズのベアリングレースの外径が39.71mm~39.72mmってところで、嵌め代が少々少ない。
.002”オーバーサイズ(外径39.78mm~39.79mm)のものを、鈴木ベアリングさんで外径研磨してもらい、外径39.74mmに。これでケースとの嵌め代0.03mmになります。

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ケースをよく暖め、ベアリングレースを圧入。ケース側には鉄が鋳込んであり、鉄と鉄の圧入、嵌め代0.03mmで真っ直ぐ圧入するのが大変です。
圧入後、レース内径計測、32.89mm。

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ラッピングツールを使い、逆側のメインベアリング(クラッチ側)を軸にして真っ直ぐがです状態でラッピング。
レース内径が33.13mmになるまで内径拡大。

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レース内径33.13mm、シャフト外径25.17mm、ニードルベアリングローラー径3.97mm(STD)
でクリアランス0.02mmになります。
このニードルベアリングはベアリング同士が隣合せに組まれるため、レース内径が小さいと23本のローラーが入らず、レース内径が大きいとクリアランスが大きくなってしまうので、非常に面倒臭いです。


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最後に実際にメインシャフト、アクセスドアを組み、回りっぷりをチェック。
スルスルと抵抗無く回り問題なしです。





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by sgf1906 | 2013-11-05 11:38 | 1975XLH1000 | Comments(0)


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