1939EL1000 T/Mカウンターシャフト
2013年 09月 03日
まずは1st、2ndギアのフローティングブッシュ交換。
使うブッシュはJIMS製でギアとブッシュの動きが渋かったので、外周を少々研磨。
フローティングブッシュの場合、ブッシュ外周、内周共に摺動面となるので両方ともスムーズに動くようにします。
という訳でブッシュはオーケー。
問題だったのはカウンターシャフトギア(3ed&4thギア)の軸受けニードルベアリング。
カウンターシャフトギアの両端内側にニードルベアリングが入り、カウンターシャフトが受けるのですが、カウンターシャフトギアのベアリング受け部は少々磨耗し、オーバーサイズのローラーを入れなければなりません。
カウンターシャフトギア内径25.58mm-カウンターシャフト19.165mm-クリアランス0.03mmだとすると3.192mmのローラーが必要となります。
STDローラー 3.175mm
.0004”o.s 3.185mm
.0008"o.s 3.195mm
とローラーサイズがあるので.0008”o.sでいけるはずなのですが・・・。
V-TWINでとったローラーサイズが.0004”o.sが3.160mm、.0008"o.sが3.170mmと0.02mm以上も小く使い物にならない。おまけにCCI、DRAG共に生産中止だと・・・!
だんだん専用ローラーが手に入りにくくなってくるのかもしれません。
JIMS製のローラー(もちろんサイズもバッチリ)が手に入り事無きを得ました。
S沼さん有難うございます。
ニードルベアリングを組み、カウンターシャフトを入れます。
ギアボックスを縦置きにすると入れやすい。
カウンター側のスラストはシム調整をし、0.2mm程度。
なんやかんやでカウンターシャフト完成。
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