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1939EL1000 分解作業(トランスミッション編・第二弾)

今日はハーレー・ナックルヘッドのトランスミッション分解。
以前分解したW辺さんのミッションですが、ギアの状態が悪く、悪いものすべてアンドリュースのものにしていたらスゲー金がかかるゼ。という事でW辺さん所有の2機目のトランスミッション分解です。
面白いことにデジャヴ的なことに・・・つまりはヤラレるところは同じってことか。

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まずはキック側はどうか・・・。

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年代的にはパン以降と思われるキックカバー。
以前バラシたものより肉厚に作られているがクラック。

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キックシャフトも樽状に。

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スタータークラッチギアも痛んでいます。スターターギアのブッシュもガタガタ。
このブッシュがガタガタの為、スタータークラッチギアが痛んでしまうんでしょう。

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カウンター側。
カウンターシャフトギア(3ed&top)のニードルベアリング軸受け部分は虫食いあり。
ギア達も少々ヤラレ気味。

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カウンターシャフトの軸受け部も駄目です。

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カウンターシャフトのケース側のブッシュも錆で膨らみ分解が困難でありました。

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メインシャフト側。

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メインドライブギアは終了。

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LOW&SECONDギアも虫食いが。

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今回収穫だったのが、ギアケース。
ドレンボルト無事でやられている事が多いマウントスタッド部分も無事。
これだけでも、儲けものと思わなくてはいけませんね。

次回第三機目分解予定。




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by sgf1906 | 2013-07-02 02:38 | 1939EL1000 | Comments(0)

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