1965XLCH900 ロッカーアーム
2013年 06月 27日
ロッカーアームとシャフトとのガタが多かったので、ブッシュ交換です。
今回使うのはJIMS製のロッカーアームブッシュ。
このブッシュは内径が小さく作られており、実測するとシャフト外径より0.17mmも小さいです。
ロッカーアーム圧入前に内径を拡大しておきます。
専用の生爪に銜え旋盤で内径拡大。
ロッカーアームシャフトにギリギリ入るぐらいにしておきます。
ロッカーアームに圧入。
バルブ側にはオイル穴が開いているので、ブッシュの穴と合わします。
自作プッシャー&万力で圧入。
専用リーマーでラインリーミング。
このブッシュもアルミ青銅。粘り硬いです。
微調整でドリルロッドを使い、ラッピング。
ドリルロッドはドリル製作で使うもので、芯が出ています。
ロッカーアームシャフトはシャフトナットで締め込み、ロッカーアームカバーにドッ付き位置が決まります。
そのドッ付く部分のが写真のように拉げているものがあります。
この状態で、シャフトがブッシュに通るまで拡大してしまうと、実際のブッシュとシャフトの摺動部のクリアランスは大きくなってしまいます。
旋盤に銜え削ります。
最後にホーニングをして仕上げ。
ガタ無くスムーズに動ロッカーアーム出来上がりです。
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