人気ブログランキング | 話題のタグを見る

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト

今日はナックル・トランスミッションドレンボルトのヘリサート加工、お馴染みのヤツです。

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_19156.jpg

このギアボックスには1/8”-27山NPTのボルトが入っていました。
このボルトはテーパー状になっている配管ボルトで、ネジの中間ぐらいでテーパーが利き、液体を漏れない様にします。(ハーレーではオイルライン、GASライン、ブレーキのオイルラインなどで使われています。)
しかしながらコイツは、ネジが締まりきってしまい、テーパーが利いていません。テーパーボルトには座面が無いのでこれでは、オイルが漏れます。
という訳でヘリサート加工します。

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_19433.jpg

7/16”-20山UNFでヘリサート加工。
下穴は11.2mm。ボール盤にギアケースをセットアップし下穴を開けます。

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_19539.jpg

そのまま、7/16”UNFのヘリサートタップでネジ山を切ります。

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_110228.jpg

同じセットアップのまま軸付砥石を使って座面を作ります。
こうすれば、新たに作ったネジ穴に対して垂直な座面が作れます。

1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_1101897.jpg

コイルを入れて完了。
この後、真鍮でドレンボルトを作ります。


1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト_a0248662_1103196.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村
by sgf1906 | 2013-06-04 01:28 | 1939EL1000 | Comments(0)

ビンテージモーターサイクルレストアスクール         「Vintage Motorcycle Study」 東京都足立区入谷1-22-14 sgf1906@nifty.com     奈良 純


by sgf1906