2013年 04月 24日

1976FX1200 トランスミッション組み立て(キック編)

今日はショベル・ビッグツインのキックスターターのお話。

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まずはキックカバー側から。
折れてしまっていたキックシャフト交換。今回使ったのはJIMS製。

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このJIMS製のキックシャフトは元々入っていたシャフトよりもシャフト径が大きい為、入っていたキックブッシュをリーミング&ホーニング。

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しかしここで1つ問題が。
キックシャフトのでっぷりが悪く、スタータークランクギアを組むとギアがケースにあたり回ってくれません。

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キックシャフトを少々削り、問題解決。

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スタータークランクギアのストッパーが写真の位置の時にキックアームが上に向く様に組みます。
これでキックカバー側は終わり。

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で、ギアボックス側。
スターターギアのブッシュ交換。ここにガタがあるとギア抜けの原因になります。

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圧入後リーミング&ホーニング。

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スターターギア、ラチェットギアを組みます。

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しかしながら、またここで問題。スターターギアの動きが悪いです。

スターターギアはスタータークランクに付いているカムプレートにより制御されています。
カムプレートに押されてる時はクラッチギアとスターターギアは離れメインシャフトはフリーに回ります。
スタータークランクが回るとカムプレートに押されなくなったスターターギアはスプリングに押されクラッチギアとスターターギアが噛み合い、スタータークランクギアがメインシャフトを回しエンジンがクランキングします。

スターターギア移動を制御しているカムプレートの爪の位置が問題なわけです。

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スタータークランクのカムプレートが無い位置の時にクラッチギアとスターターギアが噛み合う。
(キックスタート時、スタータークランクが回った状態)

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スタータークランクのカムプレートにスターターギアが押されているときはフリー。
リターンスプリングでスタータークランクが元の位置に戻った状態)

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メインシャフトとキックシャフトを新品に交換した為、スターターギアとスタータークランクの位置関係が変わり、スタータークランクが、ギアボックス側に行き過ぎ、カムプレートの爪がちゃんとスタータギアを戻してくれません。

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スタータークランクギアの側面を1mm程度削り問題解消。
スタータークランクギアの位置が奥にいってしまうとスターターギアの戻りが悪くなる。
スタータークランクギアの位置が手前に行き過ぎるとスターターギアとクラッチギアが干渉してしまう。
なかなか微妙です。
カムプレートの爪部分がやられているものは、ここの位置を関係が悪いのかも知れません。

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ともあれ、これトランスミッション完成です。


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by sgf1906 | 2013-04-24 02:25 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)


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