2013年 04月 04日

1976FX1200 スモールエンドブッシュ

今日はショベル・ビッグツインのスモールエンドブッシュのお話。

a0248662_111023.jpg
a0248662_112595.jpg

使うスモールエンドブッシュはJIMS製のもので、素材はAMPCO45(アルミ青銅)です。
以前にも書きましたが、アルミ青銅は耐摩耗性が良い分、粘り硬く加工が大変で毎回苦労します。
しかも、ピストンピンより0.1mm程度内径が小さく作られており、コンロッドに圧入すると約0.1mm縮み、合計約0.2mmリーマーで削るので大変で、時間がかかります。

a0248662_131169.jpg

という訳で、今回は旋盤を使ってブッシュ内径を拡大します。
生爪を加工し旋盤にブッシュを銜え、ピストンピンがギリギリ入るぐらいまで内径拡大。

a0248662_141088.jpg

オイル穴の位置を合わせ、コンロッドに圧入。

a0248662_134056.jpg

a0248662_144612.jpg

専用リーマーでリーミングします。
しかし内径を拡大してしまったのでリーマーの食い付き部とブッシュにガタができてしまったので、ボール盤を使って垂直を出します。
(この専用リーマーはリーマー先端の食い付き部がガイドになり真っ直ぐ切ります)

a0248662_15225.jpg

リーマーを通した後もまだ少々渋いので、中古ピストンピンにバルブコンパウンドを付けラッピング。

a0248662_152913.jpg
a0248662_15411.jpg

ブッシュの穴が垂直に開いているかチェック。

a0248662_155483.jpg

最後にホーニングして終了です。クリアランス0.02mm。
(ブッシュの内壁にキズをつけ、オイル溜まりが出来る様にします。ブッシュの内側にオイルフィルムがある事で、軸がスムーズに回ります。)

簡単に言うと円柱状のブッシュを真円に真っ直ぐ垂直にするということなのですが、これがなかなか大変なのです。

a0248662_161553.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-04-04 02:11 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)


<< 授業風景      1965XLCH900 授業開始 >>