1939EL1000 シリンダーヘッド分解&計測
2013年 03月 26日
まずブリキのロッカーカバープレートを外します。
ロッカーカバーに溜まったオイルはエンジンの負圧でロッカーアームハウジングに戻されるので、このカバーの気密性が大事なのですが・・・。
ロッカーアームハウジングスクリューを外します。
ヘッド側のロッカーアームハウジングマウント部は振動などでよくクラックが入っているそうです。この車両も直してある跡がありました。
ロッカーアームシャフトナットを外し、ロッカーアームハウジングをスライドさせるとロッカーアームが外れます。
フロント、リア、インテーク、エキゾーストそれぞれ長さが違うロッカーアームとロッカーアームシャフト。
と言う訳で計測。
ロッカーアームシャフト径13.95mm~13.955mm ロッカーム内径14.04mm~14.05mm
ここのクリアランスを詰めるとなると、シャフトをハードクロームなどで太らせオーバーサイズにする。もしくはロッカーアームをボーリングし、ブッシュを入れるということになります。
どっちみち大変ですね。
バルブを抜き、バルブ、バルブガイド内径計測。
ここは以前にやっているらしく良好。
バルブはオーナー所有のバルブを使い、バルブとガイドのクリアランス IN 0.04mm EX 0.07mm
よい感じです。
問題点の多いナックルのロッカー周り、これから色々と楽しめそうです。
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