1939EL1000 分解&計測(クランク・タイミングボックス編)
2013年 03月 19日
クランクを分解し、ビックエンドを計測。
ローラーベアリング。
フロントは3/16”×.726” リアは3/16”×.360”の2連
ローラーの直径実測値 フロント4.76mm リア 4.74mm
これはSTDサイズローラーが減ったものと思われます。(リア側は特に減っている)
クランクピン直径は 縦方向31.70mm 横方向31.71mm
ベアリングレース内径は フロント 41.31mm~41.33mm
リア ドライブ側 41.29mm~41.31mm
タイミング側 41.30mm~41.31mm
共に縦方向に0.01mm~.0.02mm楕円になっています。
クリアランスは フロント 約0.11mm リア 約0.13mmとなります。
クランクピン、リア側のローラーが当る部分に虫食いが・・・
クランクピンも交換です。
カムギアボックスも計測
カムシャフト外径計測。
カムカバー側、ケース側共に同数値で楕円無く20.59mm。
カムシャフト軸受けブッシュはケース側、カムカバー側共に楕円、ガタがあり。要交換です。
サーキットブレーカーギアシャフトは大分段付きになっているので交換。
アイドラーギアブッシュも交換です。
入っていたローラーサイズなどから考えると、腰下は今まで弄られてなかったエンジンでしょう。
残念なのがクランクシャフト、クランクピンの虫食いですね。
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