1939EL1000 分解作業(クランクケース編)
2013年 03月 12日
ナックルのクランクシャフト軸受けは、ドライブ側、タイミング側共に直径1/4”のバラ玉ローラーベアリング。
さて状況はいかに・・。
ドライブ側(スプロケットシャフトベアリング)のローラーは1/4”×.490”(24)が2連で入っています。
ローラー直径実測 6.336mm STDローラーが磨耗したものと思われます。
ベアリングレース内径は38.12mm~38.14mm
進行方向に0.02mm楕円になっています。
ドライブ側シャフト(スプロケットシャフト)は車体を駆動させる側のシャフトの為進行方向に力が掛かります。
パンヘッド後期からテーパーベアリングになったのも頷けます。
シャフト直径はフライホイールからバラシた後に計測。
タイミング側(ピニオンシャフトベアリング)のローラーは1/4”×.600”(12)が入っています。
ローラー直径は6.336mm コッチもSTDと思われます。
ピニオンシャフト直径は25.39mm
レース内径は38.12~38.13mm 内側が0.01mm広がっていますがラッピングでいけそうです。
実測クリアランスは0.058mm。
初めての100分台の計測に混乱気味のW氏。
問題なのがドライブ側、ピニオン側共にシャフトの虫食いが進んでいます。
シャフトは新品にした方が良さそうです。
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