2012年 12月 11日

1968XLH900 クラッチ 2

今日はハーレー・アイアンスポーツのお話の続き。

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クラッチワイヤーを付け、スプロケットカバーにリリースウオームレバーを取り付けます。
スプロケットカバーに螺旋状のスプラインが切ってあり、クラッチワイヤーを引くとウオームレバーが回転しながらプッシュロッドを押すわけですが、ここにガタがあるとプッシュロッドを真っ直ぐ押さなくなり、力が逃げてしまいます。
この車両は問題ありませんでした。

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クラッチアジャスターの調整は、アジャスタースクリューを手で閉めていき、ドッ付いたところから、1/4~1/2回転戻して遊びをとってやります。

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調整が終わり、クラッチを切ってみるとどうも切れが悪い。
バラしてみると、新品のスチールディスクの溝とクラッチハブのスプラインが微妙に合っておらず、スチールディスクの動きが悪い。
それぞれ7枚のスチールディスクとフリクッションディスクが離れることでクラッチが切れる訳ですから、ここの動きが渋いと切れが悪くなったり、重くなったりします。

スチールディスクの溝をヤスリで削り、スムーズに動くようにしました。


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前にも書いたようにクラッチスプリングの取り付け長をプレッシャープレートの内面(スプリングが当っている方)とスプリングカップの皿の上面の距離が3/16”(約4.7mm)にし、クラッチを切ったときにプレッシャープレートが均等に平行移動するように、微調整します。

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クラッチを切り、プレッシャープレートを手で回しスルスル回ればO.Kです。

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クラッチプレートを付け、スクリューリテーナーをカシメてクラッチプレートスクリューをロックします。
70年以前のアイアンスポーツのクラッチは、完全密封することで乾式化しています。



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by sgf1906 | 2012-12-11 02:46 | 1968XLH900 | Comments(0)


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