JAP 500 SPEEDWAY バルブ&バルブスプリング
2012年 10月 18日
滅多にやる事は無いであろうJAPのバルブサイズなどを測り、バルブスプリング取り付け長をチェック。
インナースプリングだけを付けバルブを仮組みし計測。
インテーク39.2mm エキゾースト41.1mm
バルブスプリングカップの下にはスプリング取り付け長、スプリング圧を調整する為のシムが入ってます。
JAPにはマイカワッシャーなるものが入っています。
マイカとは日本名、雲母といい薄くはがすことができる鉱物(石)との事です。
耐熱性に優れていて薄く出来るのでバルブスプリングのシムとして使われていたのでしょう。
高電圧機器、電子機器の絶縁、高耐熱材料として使われてるようです。
こんな材料にお目に掛かれるのも旧車イジリの面白いとこです。
マイカワッシャーを計測。
シムを入れた状態でバルブスプリング取り付け長 IN 39mm EX 40mm
スプリング取り付け長でスプリングを圧縮しスプリング圧を計測。
アウター・インナー両方付けた状態で44Kg
資料ではバルブ閉時 100Ib (45kg)
バルブ開時 147Ib(66kd) となっているので合格点。
バルブシート当り幅もチェック。
資料では1/16”(1.58mm)
実測はインテーク約1.2mm エキゾースト約1.6mm
レーシングエンジンの割には普通の数値ですね。
熱を溜めやすい鉄ヘッドだからでしょうか?他の鉄ヘッドエンジンレーサーと比較してみたいですね。
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