Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ
2012年 09月 30日

1968XLH900 カムブッシュ2

前回、カムブッシュを圧入したアイアンスポーツ。
ブッシュをラッピングします。

a0248662_18201790.jpg
a0248662_18202884.jpg

タイミング側クランクケースとタイミングギアケースを組んだ状態で、カム側はベアリングを軸にし、ピニオン側はベアリングレースに冶具を付け、サイズの合ったドリルロッドでラッピングしていきます。

カムギアケースに圧入した時点で、カムシャフトとのクリアランスが0.01mm~0.02mm程度になるV-TWIN製のカムブッシュ。少々ラッピングすれば良い筈なのですが・・・

a0248662_18213072.jpg

クランクを組み回転させてみると重い。
どこかのブッシュが渋いです。

a0248662_18233237.jpg

ブッシュに光明丹を塗り、仮組みしクランクを回してみる。
ピニオンブッシュと#2カムブッシュの斜め上(向かって見て2時方向)が当っている。

ピニオンシャフトギアと連動する#2カムギアシャフトが共にブッシュに干渉してしまっています。
先にも述べた通り、圧入した時点でクリアランス0.01mm~0.02mm程度のブッシュ、これ以上拡大してしまうと、クリアランスもへったくれもありません。

a0248662_18251790.jpg
a0248662_18252896.jpg

ピニオンシャフト、ピニオンシャフトギアの偏芯を疑ってみるも問題なし。

a0248662_18303731.jpg
a0248662_18305262.jpg

もしやと思いダウエルピンの穴を見てみます。
少々解りづらいですが、ダウエルピン穴の中心がずれています。
写真下は状態が良いダウエルピン穴。

a0248662_18324759.jpg
a0248662_18325960.jpg

カムギアケースとタイミング側クランクケースは2本のダウエルピンで位置決めされています。
ダウエルピン穴の位置がずれることでシャフトが押されてしまっていました。
カムギアケースが変えられていたのかも知れません。
こんな事もあるのですね・・・。

40年以上前のバイク、後家ケースを使っていたり歪んでしまっていたり。色々あります。

by sgf1906 | 2012-09-30 19:44 | 1968XLH900 | Comments(0)


<< 1968XLH900 カムエン...      1960 VELOCETTE ... >>