1968XLH900 ビッグエンドラッピング
2012年 09月 12日
御多分に洩れず少々楕円になっていたビッグエンドベアリングレース。
以前にも何回かラッピングしていたのでしょう、一番大きいところで41.34mmまで拡大さてます。
ローラーは0.0006”o.sが入っていました。
フロント側、リア・ドライブ側、タイミング側、3つのベアリングレース内径が41.34mmになるようにラッピング。
ラッピングしては計測、ラッピングしては計測を繰り返す。
ラッピングが終わりビッグエンドを組んでみます。
使うローラーは0.001”o.s 直径4.788mm
41.34mm(ベアリングレース内径)-31.47mm(クランクピン直径)+4.788mm+4.788mm(ローラー直径・2個分)
=0.024mm(クリアランス)
となります。
ちなみにSTDローラーは 3/16”(4.7625mm)で0.0002”(0.005mm)刻みでオーバーサイズがあります。
組んだ状態でスモールエンド部分の振れをチェック。
フロント側で1mmの触れ。リア側でガタがほのかに感じるぐらいです。
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