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2012年 08月 07日

1968XLCH900 ねじ山修正

今日はアイアンスポーツ、オイルポンプねじ山修正です。

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この年式のアイアンのオイルポンプはギア式で5本のスタッドボルト止まっています。
しかしながら、コイツは5本中3本がクロームメッキのアレンボルトが使われていました。
クロームメッキのボルトはメッキ分、ねじ山が太り硬いため、雌ネジ側を痛めます。
コイツもねじ山がやられていました。
クロームメッキボルトを使うのはやめましょう。

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という訳で、スタッドボルト製作。
1/4”-20山×1/4”-28山 ケース側に荒目のネジが入ります。
スタッドボルトはネジ頭部の座面部分が無いので、どんつき部分を凸にして座面をとります。

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ケース側のねじ山をヘリサートします。
5本のスタッドが垂直に立っていないと、オイルポンプボディーが入らなくなってしまうので、下穴を真っ直ぐ開けてやらければいけません。
ボール盤にクランクケースをセットアップし、オイルポンプボディーをドリル冶具として使い、下穴を開けます。
1/4”-20山のヘリサートタップの下穴は6.7mm。オイルポンプボディーのスタッド穴の径とドンピシャです。

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下穴を開け、セットアップを変えずヘリサートタップでねじ山を切ります。

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ヘリサートコイルを入れ完成。スタッドを立てた状態でオイルポンプボディーがシッカリ入ります。
スタッドボルトのねじ山修正は大変です。
垂直に立てるために真っ直ぐ下穴を開け無ければいけないうえに、ネジ山にガタがあるとスタッドが動いてしまいます。
スタッドボルトになっている所はそれなりの理由があるので、安易にボルトに変換するのは良くないですね。

by sgf1906 | 2012-08-07 03:33 | 1968XLCH900 | Comments(0)


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