1980FXS オイルポンプ
2012年 07月 11日
まずギアをオイルポンプギアをボディーに入れ、隙間を測ります。
フィード側、リターン側共に0.1mm。
使うガスケットの厚みを測ります。
今回使うのはjames製の黒いペーパーガスケット。厚み0.2mm。
これを組み付け締め付けると0.15mmぐらいになるはず。
ハーレーのギア式オイルポンプはオイルポンプ内オイル通路の密閉度をガスケットの厚みで調整しています。
ガスケットが薄すぎると、ギア側面がケースに当り回転が渋くなります。
ガスケットが厚すぎると、隙間から油圧が逃げてしまいます。
ギアとオイルポンプボディーに隙間が無い場合はボディー側の面を研磨しなくてはなりません。
純正では、年式によりガスケットの素材と厚みが違い、締め付けトルクで調整しています。
白ペーパー トルク 5.7~6.9N.m
黒ペーパー 10.3~13.8N.m
プラスティック 5.2~5.7N.m
取り付けるのにイライラするオイルポンプドライブギアを取り付け、オイルポンプを仮組みしていきます。
内側のリターンギア(厚い方)を組み・・・
外側のフィードギア(薄い方)を組み・・・
オイルポンプボルトを均等締めで10N.m~15N.mで締め付け、ドライブギアを回し、少々抵抗がある感じで引っ掛かりが無くスムーズに回ればO.Kです。
しかしながらコイツは、ボルトを締め付けると、ギアが回らなくなるほどきつくなります。
バラしてみると、ガスケットがギアに少々干渉し抵抗になってました。
ガスケットをカットし、組んでみると問題なく良い感じで回るようになりました。
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