1979FXS 点火タイミング
2012年 03月 26日
まず、フロントシリンダーの圧縮上死点をだします。(吸気工程が終わった後のピストン上死点)
タイミングホールに点マークが出ます。
この時サーキットブレーカーカムの小さい方のカム山の近くにポイントヒールがきます。
サーキットブレーカーカムの小さい方のカム山にポイントヒールを乗るポイントギャップをシックネスゲージで測ります。
ポイントギャップは0.45mm~0.5mm
フロントシリンダー側のポイントギャップがでたら、リア側(大きい方のカム山)のギャップもチェックしておきます。
クランキングさせ、大きい方のカム山にポイントヒールが乗る状態にします。
この時ポイントギャップがフロント側と同じであればO.Kです。
違う場合、ガバナーのシャフトの芯が出ていないので、軽く叩いてやり芯出しします。
(ガバナーのプレートがカムに真っ直ぐ入っていない)
フロント側、リア側のポイントギャップが同じ数値になる様にしてやります。
ポイントギャップが出たら点火時期の調整をします。
圧縮上死点前35度の位置にクランクを動かします。
タイミングホールに線マークが出ます。
クランクがこの位置の時に、サーキットブレーカーカムが進角方向に目一杯動いた状態(ガバナーが開いた状態)にします。
タイマープレートを動かし、ポイントが開く瞬間の位置になるようにします。
これで点火時期はO.Kです。
ポイントギャップ 0.45mm~0.5mm
点火タイミング 遅角 圧縮上死点前 5度
進角 圧縮上死点前 35度
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