1971FLH カムブッシュ
2012年 03月 19日
何故かメッキされ、ザクザクになっているカムブッシュを交換します。
ハーレーのカムブッシュにはオイル穴と、位置決め、回り止めの為のダウエルピンが入る穴が開いています。
新品のブッシュにはその穴が開いていないので、位置を確認し新たに開けます。
ダウエルピンはブッシュ圧入後、カムカバーものとも穴を開けピンを入れます。
しかしその方法では、カムブッシュを交換する度にカムカバーに半円柱状の穴(溝?)を掘らなくてはなりません。
それを避けるため、ブッシュに半円柱状の穴を開けるための冶具(ダミー)を使い、ピン溝を掘ります。
ピン位置、オイル穴の位置を合わせて圧入。
ピンを入れて完了です。
圧入後、カムブッシュ内径が0.01mm縮み、カムシャフトの入り(クリアランス)が渋くなったので、リーミング&ホーニングをします。
その話はまた次のお話で。
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