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1971FLH トランスミッション3

今日はショベルビックツインのトランスミッションの続き、カウンター側です。

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カウンターシャフト(3rdギア&4thギア一体式)に2ndギアを付け、ワッシャー&リテーニングリングで固定します。

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1stギアを取り付けます。
1st,2ndギアはフローティングブッシュで、ここにガタが出ていることは少なく優秀です。

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77年式までのカウンターシャフトの軸受けは、バラ玉のニードルベアリングで22個づつ入ります。
ベアリングサイズは0.125”×0.615”で0.0004o.s,0.0008"o.sがあります。(メインドライブギアと同じ)
グリスを塗って貼り付けます。

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カウンターシャフトエンドワッシャー。
このワッシャーの厚みを変え、カウンターシャフトのスラストクリアランスを調整します。

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ベアリングがばらけない様に、ギアケースにカウンターシャフトギアアッセンブリーを入れます。
シックネスゲージを差し込んでクリアランスを測定します。
マニュアル上 0.18mm~0.3mm

これでギアボックスは終わり。後はシフターと、キックですね。
続きは次回ということで。
by sgf1906 | 2012-02-23 05:34 | 1971FLH1200 | Comments(0)

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