2012年 02月 12日

VELOCETTE CYLINDER HEAD

今日は戦後ベロセットのヘッドのお話。


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1958年ベロセットMSSのシリンダーヘッド燃焼室。
新しいバルブガイド圧入後、シートカットするのですが、バルブシート30度面が盛り上がって見えます。
45度面が減りすぎて、ずいぶんと段つきになってます。
これでは、新しいバルブ45度面は当たりません。

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Yさん、渾身のバルブシートカット。

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シートカット後擦り合せして完成。綺麗に出来ました。
丁度ばらしてある、1960年ベロセットバイパーと比較してみます。

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写真上、MSSのヘッド。写真下、バイパーのヘッド。
MSSとバイパーはストロークはストロークは86mmと同じですが、ボアがMSS86mm、バイパー72mmと違います。
ヘッド自体の大きさは変わりませんが、燃焼室の大きさは大分違います。
圧縮比もマニュアル上、MSS 6.8対1 バイパー 8.5対1と違い、MSSに比べバイパーの燃焼室は深くなっているのが解ります。(ピストンヘッドも盛り上がっている。)

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前にも紹介しましたが、バイパーは燃焼室の大きさに対しバルブサイズが大きいのが解ります。
燃焼室にバルブの逃げがありますね。

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バルブの比較。
上がMSS  バルブ傘部分直径  IN 46mm EX 43mm
下がバイパー              IN 43mm EX 40mm


こう見てるとVENOMやTHRUXTONも見たくなり、どんどん興味が沸いてきます。
この2台を乗り比べるのが楽しみです。

by sgf1906 | 2012-02-12 01:16 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)


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