2012年 01月 28日

1935VLD1200 オイルポンプ

今日はハーレーVLDのオイルポンプのお話。

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1934年から1936年の2年間しか使われなっかたオイルポンプで、オペレーションディスクがプランジャー(ピストン的なもの)を押し、オイルを圧送する仕組み。
凝った仕組みではありますが、行き側しかないオイルポンプ(この年式のハーレーはトータルロス)の割には大袈裟に感じます。

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陸王のパーツリスト。解り易いです。

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4番カムのウォームギアがオペレーティングシャフトを回し、オペレーティングディスクを回します。
オペレーティングディスクのディスク部分は斜めに付いていて、この斜めディスクが回ることによって、プランジャーを押すわけです。
残念ながらディスクは割れてました。

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オイルポンプ右側の仕組み。
アクセルと連動しているカムが付いおり、アクセル開度によってこのカムがオペレーションディスクを押す量が変わり、オイル圧送量が変わります。
このカムを上下させ、圧送量を調整しています。

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オイルポンプ左側の仕組み。
オペレーションシャフトと連動してオイラーバルブディスク回ります。
プランジャーで押されたオイルはここで加圧され、バルブのそれぞれの穴からクランクビックエンド、チェーンオイラーへいきます。

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大分解りずらいですが、大まかな仕組みです。
そのうち、お絵かきでもして解り易く説明しようと思っています。(2年間しか使われていなかったオイルポンプ、知りたい人は少ないと思いますが・・・)

このオイルポンプのリプロパーツは出ておりません。直すのは厄介ですね。


ちなみに、
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陸王のパーツリスト。
展開図で描かれており、パーツナンバーもハーレーと同じなので解り易く便利です。(少し違う部分もあります。)

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ハーレーのパーツリスト。
格好良いのですが、パーツがズラズラと並べられてるだけで解りづらいです。(戦前のパーツリストは大体このタイプですが・・・)

by sgf1906 | 2012-01-28 03:10 | 1935VLD1200 | Comments(0)


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