2012年 01月 13日

1971 FLH 1200 コネクティングロッド その2

ショベルBT、コンロッドの続きです。

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ビックエンドベアリングレースの内径は41.295mm。
クランクピンの外径は31.745mmでした。
ここから使うベアリングローラーを算出します。

クリアランスが0.02mmだとすると、
41.295mm(レース内径)-{31.745mm(ピン外径)+.002mm(クリアランス)}ローラー2つ分の数値
になります。

これを計算すると、9.53mmになります。これはローラー2つ分の数値なので、割ります。
4.765mmこれが必要なローラーサイズになります。

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ローラーサイズは0.0002”(0.005mm)刻みでオーバーサイズがあります。
STDサイズが3/16”(4.7625mm)と考えると、0.0002”o.s(4.7675mm)あたりが良いでしょう。

実際に在庫であった0.0002”o.sのローラーを計測してみると、4.76mm。
41.295mm-{31.745mm+4.76mmの二乗}=0.03mm
クリアランス0.03mmということになります。

これで実際に組んでみて、問題がなければ,ビックエンドは終わりです。

文章ばかりでスイマセン。図を書ければもうちょっと解りやすく出来るのですが・・・。


次はスモールエンドブッシュです。
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特殊工具でスモールエンドブッシュを圧入します。

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スモールエンドブッシュリーマーでリーミングします。

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ホーンニングしてスモールエンドブッシュは終わりです。
クリアランスは0.025mm。オイルをつけた状態で、ピストンピンが自重でヌルッと落ちるぐらい。ボトッとでは駄目です。(解りずらいですね)
ピストンピンはスモールエンドブッシュを軸受けとして回転運動をします。
ブッシュ表面にオイル皮膜があり、その上をピンが回転するフローティング構造なわけです。
その為に0.025mmのクリアランスが必要なわけですし、オイル溝も必要になるわけです。

a0248662_4522364.jpg

この後はクランク芯だしです。

by sgf1906 | 2012-01-13 04:54 | 1971FLH1200 | Comments(2)
Commented by S.Y at 2012-01-16 22:52 x
すばらしいブログっすね。勉強になります。
アトリエもかっこいい。
続けてください。
卒業生より。
Commented by sgf1906 at 2012-01-17 03:57
S.Yさん、有難う御座います。
続けられるよう、頑張ります。


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