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2012年 01月 12日

1971 FLH 1200 コネクティングロッド

いままで多くのハーレーをばらしましたが、程度が良い車両だな、ちゃんとやっているな、と思った車両でも、ビックエンドにガタがある車両は多いです。
エンジンの核心の部分。ここを見て見ぬ振りは出来ません。

トリニティースクールに入った生徒さんは、エンジンをばらし、測定地獄の後、ビックエンドをやるので大変でしょう。
しかし、ここまで自分で手を掛けたバイクに乗れる喜びには代えられません。

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ハーレーのコンロッド。
写真左がフロント。右側がリア。「ナイフ&フォーク」といわれていて、フロント側がナイフ、リア側がフォークということですね。

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ビックエンドベアリングレース、内径を計測です。
最大部と最小部の差で、0.02mm、楕円になってます。
上下方向に楕円になってることが多いです。

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クランクピン計測。
上方向と横方向を上、中、下と測っていきます。
クランクピンはほとんど減っていませんでした。

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クランクピンローラーベアリング。
ローラーが減っていた様で、STDサイズより0.02mm減っていました。

ビックエンドクリアランすを計算してみると、一番大きいところで0.06mmクリアランスがありました。
マニュアル上だと0.013mm~0.038mm。

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コネクティングロッドラッパー。
このラッパーに、オイルで溶いた、バルブコンパウンドを付け、旋盤、200回で回し、ビックエンドレースをラッピングします。

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真円拡大し、ビックエンドベアリング内径は41.295mmにしました。
ラッピングするとこのように、つや消しになります。
つや消しに見えるぐらいの“細かな傷”が、オイルの皮膜を作ります。

この作業をやるときは、何時も緊張します。ラッピング、測定、ラッピング測定の繰り返しで骨が折れます。
大きくなり過ぎたら大変ですから。もし大きくなり過ぎたら・・・・・パイプスモーキングでして、とりあえず心を落ち着かせることです。

ということで、続きは次回。

by sgf1906 | 2012-01-12 05:01 | 1971FLH1200 | Comments(0)


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